静岡県の特色

静岡県の基本情報

面積

7,777.00k㎡

2026年3月公表/国土地理院
「全国都道府県市区町村別面積調」より

人口

3,527,000人

2025年4月公表/総務省
「人口推計/2025年10月1日現在人口」

人口密度

453.52人/k㎡

小数第三位以下四捨五入

静岡県の紹介・特徴

静岡県は日本のほぼ中央に位置し、太平洋に面する県です。東西155km、南北118kmにわたる広い県域を持ち、人口は約350万人で全国10位の規模です。政令指定都市である静岡市・浜松市、施行時特例市である沼津市・富士市を有し、人口10万人以上の都市が10市あります。

温暖な気候と長い日照時間に恵まれ、日本一高い富士山(3,776m)と日本一深い駿河湾(最大水深2,500m)をあわせ持つ自然環境も静岡県らしさの一つです。

県内は大きく東部、中部、西部の3エリアに分かれています。東部は首都圏へのアクセスが良く、伊豆や御殿場などの観光地を有しています。中部は静岡市を中心とする商業・行政の拠点で、生活利便性と自然のバランスが取れた地域です。西部は浜松市を中心とする国内有数の工業エリアとなっています。

交通インフラも整っており、東海道新幹線や東名・新東名高速道路が東西を貫くほか、富士山静岡空港や国際貿易港である清水港もあります。東京・名古屋・関西方面への移動がしやすく、都市機能と自然環境の両方に触れやすい地域です。

※参照:静岡県HP「県のすがた」

静岡県の
産業・仕事について

産業構造

産業大分類 企業数(社) 割合
卸売業、小売業 24,044 20.5%
建設業 14,593 12.4%
製造業 14,130 12.0%
宿泊業、飲食サービス業 13,838 11.8%
生活関連サービス業、娯楽業 11,255 9.6%
不動産業、物品賃貸業 9,306 7.9%
医療、福祉 8,002 6.8%
サービス業(他に分類されないもの) 7,887 6.7%
学術研究、専門・技術サービス業 5,858 5.0%
教育、学習支援業 3,760 3.2%
運輸業、郵便業 1,796 1.5%
情報通信業 945 0.8%
金融業、保険業 859 0.7%
農業、林業 622 0.5%
電気・ガス・熱供給・水道業 191 0.2%
複合サービス事業 119 0.1%
漁業 114 0.1%
鉱業、採石業、砂利採取業 45 0.0%
合計 117,364 100.0%

(総務省統計局「経済センサス」より)

産業の特徴

東京・名古屋という二大経済圏の中間に位置する静岡県には、大手企業の工場や研究開発拠点が多数集積しています。同時に、県内に本社を置く上場企業は60社近くあり、世界的なシェアを持つ地場企業も多くみられます。

製造業は県内総生産の約4割を占め、製造品出荷額等も全国上位(3~4位水準)を維持しています。主力は輸送用機械器具(自動車・バイク等)で、電気機械、化学工業がそれに続きます。

県内はエリアごとに強みが異なり、専門性を生かした働き方を選びやすい地域です。東部は豊かな水資源を活かした製紙・化学に加え、「ファルマバレー構想」のもと医薬品・医療機器の生産が集積しています。また、富士山や伊豆半島があることから観光業も盛んです。

中部は行政と商業の中心である静岡市を擁し、多様な産業が集まっています。国際貿易港である清水港を起点に、物流・ビジネスの拠点としても機能しています。

西部はスズキ、ヤマハ発動機、ヤマハ、河合楽器などのメーカーが集まり、機械・電気系エンジニアの求人も多くみられます。浜松地域特有の「やらまいか(やってみよう)」精神を背景に、起業支援やスタートアップの動きも活発です。

※参照:経済産業省「経済センサス」、厚生労働省「薬事工業生産動態統計調査」、静岡県「令和4年度県民経済計算」

有効求人倍率・平均年収

有効求人倍率
(2026年2月/厚生労働省
「一般職業紹介状況」より)
1.06倍
平均年収(男女計)
(2026年3月公表/厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より ※諸手当を含む総支給額)
32歳/477.9万円
37歳/525.4万円
42歳/555.7万円
47歳/576.2万円

上場企業一覧(証券コード順)

社名 本社所在地 業種 市場

株式会社タウンズ

静岡県伊豆の国市

医薬品

スタンダード

はごろもフーズ株式会社

静岡県静岡市

食料品

スタンダード

株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス

静岡県静岡市

食料品

スタンダード

ホームポジション株式会社

静岡県静岡市

不動産業

スタンダード

株式会社TOKAIホールディングス

静岡県静岡市

卸売業

プライム

ティーライフ株式会社

静岡県島田市

小売業

スタンダード

株式会社ZOA

静岡県沼津市

小売業

スタンダード

株式会社トヨコー

静岡県富士市

建設業

グロース

共和レザー株式会社

静岡県浜松市

化学

スタンダード

株式会社北里コーポレーション

静岡県富士市

精密機器

プライム

特種東海製紙株式会社

静岡県島田市

パルプ・紙

プライム

株式会社レント

静岡県静岡市

サービス業

スタンダード

株式会社Geolocation Technology

静岡県三島市

情報・通信業

Q-Board

株式会社キャンバス

静岡県沼津市

医薬品

グロース

株式会社秀英予備校

静岡県静岡市

サービス業

スタンダード

株式会社トーヨーアサノ

静岡県沼津市

ガラス・土石製品

スタンダード

ヨシコン株式会社

静岡県静岡市

不動産業

スタンダード

株式会社エンビプロ・ホールディングス

静岡県富士宮市

鉄鋼

スタンダード

株式会社しずおかフィナンシャルグループ

静岡県静岡市

銀行業

プライム

天龍製鋸株式会社

静岡県袋井市

金属製品

スタンダード

株式会社ヤマザキ

静岡県浜松市

機械

スタンダード

エンシュウ株式会社

静岡県浜松市

機械

プライム

株式会社エコム

静岡県浜松市

機械

名証メイン

靜甲株式会社

静岡県静岡市

機械

スタンダード

株式会社ミダックホールディングス

静岡県浜松市

サービス業

プライム

協立電機株式会社

静岡県静岡市

電気機器

スタンダード

パルステック工業株式会社

静岡県浜松市

電気機器

スタンダード

ASTI株式会社

静岡県浜松市

電気機器

スタンダード

浜松ホトニクス株式会社

静岡県浜松市

電気機器

プライム

株式会社エッチ・ケー・エス

静岡県富士宮市

輸送用機器

スタンダード

株式会社デイトナ

静岡県周智郡

輸送用機器

スタンダード

株式会社ユタカ技研

静岡県浜松市

輸送用機器

スタンダード

株式会社ユニバンス

静岡県湖西市

輸送用機器

スタンダード

株式会社桜井製作所

静岡県浜松市

輸送用機器

スタンダード

エイケン工業株式会社

静岡県御前崎市

輸送用機器

スタンダード

スズキ株式会社

静岡県浜松市

輸送用機器

プライム

ヤマハ発動機株式会社

静岡県磐田市

輸送用機器

プライム

日本プラスト株式会社

静岡県富士宮市

輸送用機器

スタンダード

株式会社村上開明堂

静岡県静岡市

輸送用機器

スタンダード

株式会社エフ・シー・シー

静岡県浜松市

輸送用機器

プライム

フジオーゼックス株式会社

静岡県菊川市

輸送用機器

スタンダード

株式会社クレステック

静岡県浜松市

その他製品

スタンダード

ローランド株式会社

静岡県浜松市

その他製品

プライム

ヤマハ株式会社

静岡県浜松市

その他製品

プライム

株式会社河合楽器製作所

静岡県浜松市

その他製品

プライム

株式会社スクロール

静岡県浜松市

小売業

プライム

マックスバリュ東海株式会社

静岡県浜松市

小売業

スタンダード

スルガ銀行株式会社

静岡県沼津市

銀行業

プライム

株式会社清水銀行

静岡県静岡市

銀行業

プライム

株式会社ハマキョウレックス

静岡県浜松市

陸運業

プライム

遠州トラック株式会社

静岡県袋井市

陸運業

スタンダード

静岡ガス株式会社

静岡県静岡市

電気・ガス業

プライム

株式会社マキヤ

静岡県沼津市

小売業

スタンダード

※複数の市場に上場の場合、代表的な市場のみを記載しております。また、更新日によって、最新状況と異なる場合がございます。

転職市況サマリー

静岡県の有効求人倍率は、2025年12月時点で1.09倍となっており、中部1.31倍、西部1.13倍、東部1.07倍と、県内全域で安定した雇用情勢が続いています。県内総生産の約4割を占める製造業では、人手不足を背景にDX(自動化・効率化)やGX(環境配慮)への投資が進んでいます。また、伊豆や熱海をはじめとする観光業でも高付加価値化が進み、産業全体に変化がみられます。

こうした動きに伴い、企業のグローバル展開やM&A、事業承継を担う幹部候補、ITなどの専門技術を持つハイクラス・ミドルクラス人材への採用ニーズも高まっています。近年はU・Iターンによる転職を検討する人も増えており、とくに大都市圏で経験を積んだ人材への期待が大きくなっています。

静岡県では、都市部で培った経験を生かしながら、生活環境とのバランスも重視した働き方を選ぶ動きが広がっています。キャリアの継続性と暮らしやすさの両方を求める人にとって、転職先の選択肢を持ちやすい地域といえます。

※参照:静岡労働局「職業安定業務統計資料」

静岡県の暮らしについて

家賃相場(月平均/円)

20~39㎡ 44,397
40~59㎡ 54,948
60~79㎡ 63,766
80~99㎡ 67,971

(2024年9月公表/総務省「令和5年住宅・土地統計調査」より算出)

地価(坪単価平均/円)

1 静岡市葵区 803,943
2 静岡市駿河区 528,587
3 長泉町 430,294
4 三島市 425,908
5 熱海市 386,166

(2026年3月公表/国土交通省「地価公示」より各地区全地点の平均値を算出)

ライフスタイル

温暖な気候と海・山・湖の豊かな自然に恵まれた静岡県は、山間部を除き降雪が少なく、一年を通じて暮らしやすい環境です。駿河湾の海の幸や富士山麓・南アルプスが育む山の幸など食の魅力も豊かで、日常の延長線上で伊豆の温泉、キャンプ、サーフィンなどを楽しめます。新幹線を利用すれば、東京や名古屋のような都市部へも1~2時間でアクセスできます。

首都圏と比較して地価が比較的抑えられていることから、総務省の「令和5年住宅・土地統計調査」では持ち家比率は約67%と全国平均を上回っています。駐車場や庭のある一戸建てを選びやすい一方で、静岡駅や浜松駅周辺では都市型マンションの開発も進んでいます。東静岡駅周辺では約1万席規模の次世代型アリーナ整備が本格始動するなど、都市的な利便性や娯楽の選択肢も広がっています。

また、県民の防災意識が高いことでも知られており、住宅の耐震補強工事に対する補助実績は全国1位となっています。安心して暮らしを築きやすい環境がある点も、静岡県の特徴の一つです。

※参照:総務省「令和5年住宅・土地統計調査」、厚生労働省「健康寿命の令和元年値」、静岡県「TOUKAI-0」

通勤方法・時間

政令指定都市である静岡市と浜松市内では公共交通機関(バス、電車)が発達しており、平均通勤時間は20~30分程度です。中心部では多くの企業で駐輪場が整備されているため、自転車通勤する人も多く見られます。静岡市、浜松市の近郊エリア(焼津市、藤枝市、掛川市、磐田市)から車や電車で通う場合も、おおむね40分程度で移動できます。

JR東海道線や東名高速道路が県内を横断しているため、沿線上に住んでいる場合は比較的通勤しやすい環境です。また、東海道新幹線の駅が県内に6駅(熱海、三島、新富士、静岡、掛川、浜松)あることから、新幹線を通勤に利用する人もみられます。

自治体による暮らしの支援

静岡県では、U・Iターンに伴う経済的負担を軽減するため、東京圏からの移住・就業者を対象に、世帯で最大100万円(単身60万円)を支給する「移住・就業支援金」を実施しています。さらに、18歳未満の子どもと一緒に移住する場合は、子ども1人につき100万円が加算されるなど、子育て世帯への支援も拡充されています。

また、各市町でも独自の補助制度が設けられています。たとえば中部エリアでは、静岡市が県外からの移住者や子育て世帯による空き家の購入・改修費用を補助し(最大200万円)、藤枝市は市外から移住した新婚世帯に住宅取得費などを助成しています(最大50万円)。

西部エリアでは、浜松市が市外からの移住者に住宅取得や引越しなどの費用を補助するほか(最大100万円)、磐田市も市外から移住して住宅を取得する若者・子育て世帯に補助金を交付しています(最大150万円)。

東部エリアでは、富士宮市が県外から移住した若者・子育て世帯の住宅取得などを支援し(最大200万円)、三島市は市外から移住して住宅を取得した若者世帯に補助金を交付しています(最大100万円)。

掲載内容は2026年3月時点の一例です。最新の制度詳細や条件は、静岡県公式移住・定住情報サイト『ゆとりすと静岡』や各自治体の公式サイトなどでご確認ください。

静岡県の子育て・教育について

幼稚園・保育所数

国公立 私立
幼稚園 159 147
幼保連携型認定こども園 85 241

(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)

国公立 私立
保育所 113 271
保育所型認定こども園 1 37

(2025年12月公表/厚生労働省「社会福祉施設等調査」より)

子育てのしやすさ

静岡県は、豊かな自然と都市機能のバランスがよく、各市町で子育て世帯を支える取り組みが進められています。多くの自治体で子ども医療費助成が18歳(高校生年代)まで拡大しており、経済的な負担を抑えながら子育てしやすい環境が整っています。

東部地域は、家族向けのレジャー施設が多く、子育て世帯に人気のエリアです。中でも長泉町などは、独自の子育て支援が若年層から高く評価されています。

中部の静岡市は、認定こども園や病児保育が充実しています。街なかの子育て支援センターでは、休日を問わず0歳から就学前までの一時預かりが利用できます。さらに、先進的な小児医療を担う静岡県立こども病院が立地していることや、公共交通機関の発達により移動の負担を抑えやすいことも安心材料です。

西部は、世界的メーカーの集積を背景にした学びの機会が多い地域です。「音楽のまち」浜松市では幼少期から芸術に触れやすい環境があり、また「ものづくりのまち」としての土壌から、次世代技術やプログラミングなど、子どもの創造力を育む学びの機会も広がっています。

※参照:各自治体公式HP(長泉町「人口統計」、静岡市「子育て支援」、静岡県立こども病院、浜松市「教育政策」 )

学校数

国公立 私立
小学校 475 5
中学校 257 27
高校(通信教育を含む) 93 43
大学 6 8

(2025年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)

教育環境

静岡県では教育への関心が高く、全国学力・学習状況調査でも安定した学力水準がみられます。通信教育「Z会」で知られる増進会ホールディングス(三島市)や秀英予備校(静岡市)といった教育関連企業が県内に本社を構え、佐鳴予備校など地域密着型の学習塾も広く展開しています。

進学面でも、浜松医科大学をはじめ、静岡大学、静岡県立大学などの高等教育機関があり、隣接する大都市圏の大学にもアクセスしやすい環境です。医学部受験に対応した専門予備校も多く、浜松北高校など高い進学実績を持つ公立高校もあります。

さらに、スポーツ教育が充実している点も静岡県らしさの一つです。古くからサッカー王国として知られており、清水エスパルス、藤枝MYFC、ジュビロ磐田、アスルクラロ沼津と県内各地にクラブがあります。

プロバスケットボールチームのベルテックス静岡をはじめ、ラグビー、野球、水泳、テニスなど多様な競技のスクールも活動しており、学びと運動の両面に触れやすい環境があります。

※参照:文部科学省「2025年度 全国学力・学習状況調査」

自治体による子育て・教育の支援

静岡県では、子育て世帯が仕事と育児を両立しやすい環境づくりが進められています。

特に保育環境の充実が進んでおり、第3子以降の保育料無料化を早くから導入した長泉町に続き、静岡市でも政令指定都市で初めて第2子の保育料を完全無償化するなど、経済的な支援が広がっています。保育施設や保育士の確保も進められており、県全体の待機児童数は2025年時点で0人となっています。

また、18歳未満の子どもを同伴する家庭や妊娠中の方を対象に、全国の協賛店舗で割引や特典を受けられる「しずおか子育て優待カード(アプリ対応)」も展開されています。県庁内に専門部署を設けて子育て支援ポータルサイトを運営するなど、行政に加え、地域や企業による子育て支援の取り組みも広がっています。

※参照:こども家庭庁「保育所等関連状況取りまとめ」、静岡県HP

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