2026.08.26
【2026年8月最新】最新データからわかる静岡県の最新雇用情勢と、静岡県へのUターン・Iターン転職のリアル

静岡県へのUターン・Iターンを検討する際、「静岡県に、これまでのキャリアを活かしてやりがいを持って働ける仕事はあるのか」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
静岡労働局が発表した「静岡県内の最近の雇用情勢(令和8年6月分)」の雇用指標に基づき、リーダー・管理職層の皆様が押さえておくべきポイントと現場の実態をお届けします。
はじめに: そもそも「有効求人倍率」とは?
最新のデータを見る前に、まず「有効求人倍率」について簡単にご説明します。
これは、仕事を探している人1人に対して、企業から何件の求人があるかを示す指標です。
1.0倍より高い場合: 人を探している企業が多く、求職者が仕事を選びやすい「売り手市場」です。
1.0倍より低い場合: 仕事を探している人が多く、就職の競争が激しい「買い手市場」となります。
例えば、最新の静岡県の有効求人倍率(※1.季節調整値)は1.08倍。 つまり「仕事を探している人100人に対し、108件の求人がある」という状態です。この数字が「エリア」や「職種」でどう変わるかを知ることで、静岡県での最新雇用情勢での転職活動の難易度や有利な進め方をイメージしていただければと思います。
※1)季節調整値:毎年決まって起こる季節ごとの変動を統計的にあらかじめ取り除いた数字である、補正データです。先月と比べて本当に景気の波(純粋なトレンド)が上向いているのかを正確に比較できます。対して、特定の月に必ず起こる季節的な変化(3・4月の退職・求職者急増や、4・10月の年度替わりによる求人増など)がそのまま反映された数字を使う、生のデータを原数値といいます。
1. 静岡県の「正社員」の求人倍率は全国平均超え
静岡県の有効求人倍率(季節調整値)は1.08倍となっており、65か月連続で1倍台を維持しています 。ここで注目したいのが「正社員」に限定した有効求人倍率です。
<正社員の有効求人倍率>
- 静岡県 :1.00倍
- 全国平均:0.96倍
静岡県の正社員の有効求人倍率は、全国平均を0.04ポイント上回っています 。地方へのUターン・Iターン転職で懸念されがちな「雇用の不安定さ」という壁は、現在の静岡県においてはデータ上極めて低いと言えます。腰を据えて長期的なキャリアを築ける環境が、静岡にはしっかりと整っています。
2. エリアごとの求人状況
静岡県は、愛知県と神奈川県という2つの大経済圏に挟まれ、東西に長い地形をしています。 この地理的背景から、県内は「東部・中部・西部」の3つのエリアで、それぞれ独自の生活圏・経済圏が成り立っています。静岡県への移住を考える際は、この「3つの異なる魅力を持った地域で構成されている」という静岡ならではの特徴を理解し、自分の理想のライフスタイルに合ったエリアを見極めることがポイントです。 求人状況においても、エリアによって明確な差が出ています。転職活動を展開するエリアの特性を理解することが重要です。
<地域有効求人倍率(原数値)>
- 中部:1.15倍。静岡市(1.46倍)を中心に、前年同月比で0.07ポイント上昇し県内を牽引
。 - 東部:1.01倍
下田(1.62倍)や沼津(1.08倍)が高水準を維持し、前年同月と同水準で安定 。 - 西部:0.88倍
浜松市(1.05倍)は1倍超をキープしているものの、エリア全体としては慎重な採用姿勢。
県庁所在地である静岡市を有する中部エリアが全体の雇用を強力に押し上げており、主要都市部を中心に豊富なキャリア選択肢があることがうかがえます。
3. 産業別・職種別の動向
新規求人数の動きを見ると、地場の主要産業が人材獲得に本格的に動いている様子が見えてきます
|製造業における中長期人材の需要拡大
静岡県の基幹産業である製造業で、長期雇用のニーズが堅調です。
【製造業】
- 新規求人数(全数):3,027人(前年同月比7.9%増)
- 新規求人数(※2.常用):2,880人(前年同月比8.1%増)
※2)常用求人(厚生労働省定義): 雇用契約において雇用期間の定めがないか又は4か月以上の雇用期間が定められているもの(季節労働を除く。)
一時的な人員不足を補うアルバイト等を含む「全数」よりも、中核社員となる「常用」の伸び率(8.1%増)が高い点が大きな特徴です。これは短期的な穴埋めではなく、組織の未来を担う中核人材をじっくり獲得しようとする企業の強い意欲の表れと言えます。
|【職種による二極化】専門的・技術的職業と事務職の対比
職種別の有効求人倍率(常用)を見ると、企業の採用意図がより鮮明になります。
- 専門的・技術的職業の有効求人倍率(常用):1.65倍
- 事務的職業の有効求人倍率(常用):0.35倍
事務職の倍率が厳しい一方で、専門的・技術的職業は高い倍率を維持しています
まとめ:静岡でのハイクラス転職を成功させるために
静岡労働局の発表では「改善の動きに一段と弱さがみられる」と分析されています
公表データには出ない「特別な求人」の活用がカギ
一般的な統計や求人サイトには掲載されない「非公開求人」の動向も見逃せません。 リージョナルキャリア静岡では、ミドル・ハイクラス層に特化した転職エージェントとして、地元の経営陣や人事責任者と直接連携しています。
「極秘裏に進めたい新規事業の立ち上げ」や「次世代の幹部候補」といった経営戦略に関わるポジションの採用ニーズほど、オープンには公募されず非公開求人として依頼されます。表面上の数値以上に、あなたの経験や手腕を必要としている企業が静岡には存在します。
これまでの実績を活かして、静岡県の新たなフィールドで働きたいという思いをお持ちの方、ご自身のご実績相応のポジションでUターン・Iターンを果たしたい方へ、最新の市場動向に即した戦略をご提案します。まずはあなたのキャリアとこれからの展望をお聞かせください。
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